小ネタ用

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[ Call me !! ]
小政
…そういえば小政ってちゃんと書いた事なかったなと(笑)



「Hey、小十郎。ちょっと頼みがあるんだが」
「?何でしょう」
春の穏やかな日差しが障子から洩れるうららかな午後。
小十郎の淹れた茶を啜りつつ、何か思いついたらしい政宗が
ニヤリと小十郎に笑い掛ける。
嫌な予感を覚えつつも拒否は出来ないので、顔を引き攣らせながら顔を上げる。
「オレを呼び捨ててみろ」
「……………………は?」
予想外な提案に思考が追いついていないらしく、しばらくポカンとした後。
「何ですって!?」
と眉を寄せた。
「だってせっかく二人きりなんだしよ〜〜、思い合う者同士なんだから
 別に呼び捨てにしたって罰は当たらないんじゃないか?」
「滅相もございません!!政宗様は奥州を統べる殿にございまするぞ!?
 憎み合う敵武将であるならばまだしも、臣下であるこの小十郎が気安く
 読んでいいものではございません!!」
「いや、だから今だけの話だっつの」
説教モードに突入しそうになっている小十郎に、頭固いなとうんざりしつつ、
呼んでみてくれないかと再度頼んでみる。
「……それは、殿としてのご命令ですか」
「What?」
俯いた小十郎がボソリといささか悔し気な口調で尋ねてくる。
確かに聞きたくはあるけれども、『命令』してまで聞きたいとは正直思わない。
……思わないが、小十郎に呼び捨てにされるには命令するしかないのかも知れない。
「…そこまで呼びたくねェのか?」
「そういうわけではありませぬ」
特権を行使して強制的にでなければ呼ばない気なのだろうか、と
少し悲しくなって来た政宗の口調が震えるのを感じ、
小十郎が慌ててその身を抱き締める。
「ただ、名を呼び捨てる事で箍が外れてしまい、果てには
 貴方様を貶めてしまうのではないかと心配なのです」
二人きりと限定づけていても、それに慣れてしまって公の場で呼んでしまわないか、
そしてそれが奥州の武将達を統べる政宗の威厳を貶めてしまうのではないか。
その為に呼びたい気持ちを堪えていると言う小十郎に、政宗はキュンキュンしてしまう。
「小十郎……」
ギュッと抱きついて嬉しさを表してくる政宗に、知らず小十郎も笑みを浮かべる。
「……しかし、せっかくの政宗様の願いを無下にしてしまうのは心苦しい。
 ですから、呼び捨てるのは閨の時だけに……それで宜しいか?」
耳元に注ぎ込むようにして囁かれる、低く甘い声にゾクリと背筋を震わせる。
「約束…だからな」
「俺が貴方との約束を破った事がありましたかな?」
うっとりした表情で口付けをねだる政宗におどけながらも、
その誘いを受けて顔を近づける。
「小十郎……」
「…………ま」

「いよっす、仕事持って来たよ〜」

失礼しま〜すと呑気に声を掛けながら、成実が行儀悪く
足でスパーーーーーーーーーーーーーーン!!!!と障子を勢いよく開けた。
…どうやら腕には書類を沢山抱えている為に開けられなかったようだが、
政宗の居室でこのような横柄な態度が取れるのは、彼しかいないであろう。
「真っ昼間っから甘い雰囲気タレ流してくれんのはイイけど、
 困ってる部下の事も考えてくれよな」
抱き合って固まったままこちらを見ている双龍に、
勝ち誇ったかのようにニカリと笑う。

…ぶっちゃけた話、こうして双龍がラブラブしているのは
伊達軍としては日常茶飯事の事である。
ただ、多くは声を掛ける事も憚られ、眼を逸らすかその場を逃げるくらいの
対処しか出来ない。
その点綱元と成実においては、遭遇率も高い為珍しくもなく平然とスルー出来るので、
仕事が溜まって大変な時は彼らが非常に重宝されている(笑)


……まあ早い話、今現在が争いもなく平和であるという証拠なのである。


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ちょっと双龍をラブラブさせてみましたv
小十郎は帝王ボイスなので(笑)囁かれたら政宗様でも堪らないよね!!っていう。

最初はどうしても呼べなくてうずくまる小十郎を見て、
成実に「熊の冬眠?」って言わせようかと思ったんですが(笑)
何かそれだと情けない小十郎になってしまうので、若干エロい感じにv
あと、今回に限り既にデキてる話にしてみました。

2012-05-27 (日) 16:19 

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